三谷幸喜の初監督作品「ラジオの時間」がオンラインで見放題です。
ラジオの時間のレビュー
ラジオの時間は三谷幸喜の初監督作品。たった一夜のラジオ収録現場を舞台にした映画。元は舞台作品で上演していた事もあり、一定の空間で繰り広げられる登場人物のやり取りが大変面白い！
とある主婦が書いたラジオドラマを生で放送する事になり、張り切るプロデューサーを尻目に、我儘放題の売れない女優と調子のいいマネージャー、ヤル気のないディレクター、出たがりの構成作家、何故か現れた旦那、ある特技を持つ老いた守衛...などなど登場人物のキャラクターに無駄が無く、いちいち面白い。そして話はどんどん無茶な方向に進んでいく。
また、大物芸能人がちょい役で度々出てくるのもこの映画の魅力といえる。無茶な展開になっていくけど、最後は上手くまとまって心温まってしまうから、何度も見たくなる作品。
エンディングロールで流れる歌もこの映画のポイント！